良識の啓示
2008 / 08 / 29 ( Fri ) 12:02:03
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ともかく、わたしが言いたいことは、過去の常識(しきたり)であれ、
現在の常識(流行)であれ、常識によりかかってはいけない_ということである。
われわれに必要なのは、常識ではなしに良識である。
そして良識とは、もう一度繰り返しておくが、常識をはねのける主体性である。
赤信号をみんなが渡っていようと、俺は渡らないぞといった主体性である。
みんなが商品偽装をやっていても、私はしないといった主体性。
世の中の風潮がどうであろうと、悪いものは悪い、善い物はは善いと判断できる主体性。
それが良識である。

日本人の良識 ひろさちや著(アスキー新書)より
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大人の女が美しい
2008 / 08 / 07 ( Thu ) 12:58:24
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女性は絶えず自分自身に「女」であることをいいきかせ、少しでも「女らしく」あることを命じて
いなければならなかった。いっときでもそれを忘れたら、きっとこの世の中が生きにくかった
のだろうと思う。そこが私とはだいぶちがうところだ。
それで「女が女であることをすっかり忘れてもかまわないような、ノンキな世の中にしなければ
ならない」と、世界中で急に女たちが騒ぎ出したとしても、それは少し遅すぎたくらいだと
私は思っている。男だろうが女だろうがおかまいなしに、ただ人間としてノンキにつきあえるような
世の中にするのは、私はもともと大賛成だからだ。
人間1人ひとりみんな違う個性があり、そこが人間の魅力なのだ。

             「大人の女が美しい」  長沢節著  (草思社)より
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手仕事の日本
2008 / 07 / 31 ( Thu ) 12:00:57
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なぜ機械仕事と共に手仕事が必要なのでありましょうか。
機械にたよらなければできない品物があるとともに、
機械では生まれないものが数々あるわけであります。
すべてを機械に任せてしまうと、第一に国民的な特色あるものが乏しくなってきます。
機械は世界のものを共通にしてしまう傾きがあります。(中略)
働く人からとかく悦びを奪ってしまいます。(中略)
仮にこういう人間的な働きがなくなったら、
この世に美しいものは、どんなに少なくなってくるでありましょう。

昔ほどの手堅い性質がなくなってきました。
悪い意味で作り方が利口になったため、正直に手間をかける仕事が少なくなってきました。

                                 「手仕事の日本」 柳宗悦 著より抜粋
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偉人の助言
2008 / 06 / 30 ( Mon ) 10:51:12
何が本質的に重要で何が重要でないか
見分けがつかないから、どうでもいいことを
追いかけて一生を終わっているわけです。
ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでいたら本当に大切なことをやる
ひまがないうちに一生が終わってしまうんですよ。
だから、これが本当に重要なことだと思う、これなら一生続けても悔いはないと
思うことが見つかるまで研究をはじめるなといっているんです。

利根川教授(マサチューセッツ工科大)

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080204/acd0802040841005-n1.htm
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ポエム・フォーユー
2008 / 06 / 03 ( Tue ) 10:28:24
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「女の子」

まど・みちお 詩

「これみっちゃんにいいわね。」
そういっておかあさんが
いけ花の残りの 赤い花を
あたしの髪につけてくれた

「ぼくにも!」ともいわないで
弟までが めずらしく
笑って見ていて くれた

女の子なのだ!
あたしは・・・

大昔のけしつぶの女の子から
遠近法で ひろがってきて
いま 天にとどく大うつしの・・・

美しくなれ
あたしよ・・・
心の中までも!

ひろびろとした
やさしさが わいてきて
私は世界中を
見わたすようにするのだった
弟にしてやれる
何かいいことはないかしらと・・・




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